11月1日、親に虐待された当事者の視点で「新しい虐待防止策」を考え、議会にはかる道筋をつける試み『子ども虐待防止策イベント in 沖縄 2020』が無事終了しました。
会場は予約満席となり、地元の自治体議員も7名参加されました。
地元スタッフ、参加者のみなさま、寄付や情報拡散などでご協力いただいたみなさまに、感謝申し上げます!
■収入の部
◎赤字補填からの寄付:15万円
◎団体への直接寄付:5万8000円
合計:20万8000円
■支出の部
◎イベント会場施設利用料:8100円
◎広報チラシ制作費:5931円
◎プレスリリース印刷費:1220円
◎資料購入費:5943円
◎スタッフ・ミーティング飲食費:
1万4760円
◎イベント・ディレクション代:5万円
◎今一生の交通費・宿泊費:3万8634円
◎スタッフ活動交通費:1万2210円
◎朗読者への謝礼:5000円
◎毒親アートフェス巡回展の貸出費: 2000円
◎感染症対策費:4556円
◎配布資料などプリント代:7600円
◎雑費(振込手数料・ゆうパック代など):5006円
合計:16万0960円
●残金:4万7040円
沖縄の場合、当初からスタッフ不足であったため、資金調達に困り、早くから赤字補填用の寄付から資金を投入しました。
そのため、寄付やスポンサーを獲得するために動くスタッフの交通費などの出費が減り、チラシをまくための人数も少なかったことから打ち合わせ飲食費なども節約できました。
また、生配信もテスト的にスマホで行ったり、朗読者2名を急遽、地元議員の方にお願いできたおかげで朗読者の謝礼も減らせたことで、現場経費を大幅に圧縮でき、10万円以上のコスト削減になりました。
ただ、これはスタッフ不足による苦肉の策の結果です。
「虐待された側からの視点で虐待防止策を更新する」という目的を果たすためにできることを臨機応変に取り組みましたが、同時にさまざまな反省点もあり、それらは既にスタッフ専用のLINEグループで共有しています。
なお、残金は、『子ども虐待防止策イベント2020』をこれから開催する6か所の開催地のスタッフへの赤字補填用の寄付に充当させています。
今回のイベントは、以下の地元の報道機関から取材を受けました。
★ラジオ沖縄 11月9日(月)午後2時半~4時半『華華天国』で紹介
★読売新聞 西部本社(那覇市局) 掲載時期は不明
当日、テスト的にスマホでツイキャスによる生配信した内容を暫定的に公開しますので、以下のリンクをごらんください。
(※後日、記録用の別の動画を編集し、今一生のYouTubeに公開予定)
☆『日本一醜い親への手紙』朗読+当事者による自分の経験の朗読
今一生による子ども虐待の現状に関する解説
☆新しい虐待防止策に関する議論(虐待サバイバー×市民×政治家)
イベント参加者の感想は、以下のリンクにまとめています。
参加された方は、twitterで #虐待防止策2020 のハッシュタグをつけて感想をお寄せください。
ちなみに、新型コロナ感染症の対策のため、このイベントでは以下の取り組みを徹底しました。
◎メール予約による参加者の連絡先の把握
◎スタッフ全員がマスク着用、手指をアルコール消毒、検温
◎来場者も非接触の体温計で検温(37.5度以上の方の入場お断り)
◎来場者全員にマスク着用を義務化(ない方には無償提供)
◎来場者全員に手指をアルコール消毒
◎使い捨て医療用手袋を提供、着用後に入場
◎会場内は窓を常時開けて換気
さらに、沖縄の主催団体「パワチルうちなー」では、スタッフが沖縄県と那覇市の議会へ新しい虐待防止策を陳情書として提案済みです。
この防止策の内容は、今一生が虐待サバイバーから集めたニーズを、厚労省などの省庁の統計や法制度に照らして政策化したものです。
★沖縄県
★那覇市
さて、『子ども虐待防止策イベント2020』は、他にも全国6か所で開催予定。
メールによる参加予約は、お早めに!
(※東京は一般枠の予約が終了。報道関係者は先着5名のみ募集中)
★福岡 11月28日 https://nomore-childabuse.blogspot.com/
★大阪 12月5日 https://ptc-osaka-2019.blogspot.com/
★静岡 12月6日 https://28polka-dot.blogspot.com/
★東京 12月12日 https://love-all-children.blogspot.com/
★群馬 12月19日 https://lovecgunma2020.blogspot.com/
★神奈川 12月20日 https://pckanagawa2020.blogspot.com/
引き続き、上記のブログの拡散をよろしくお願い申し上げます!